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舞台『カリギュラ』
25日、行って来ました、コクーンへ。
観てきました、評判の『カリギュラ』。

チケ取りに参戦してみたものの敗退・・・でも、お友達が声をかけてくれて。
(ほんとありがとね!!)

席は満席、バルコニーの立見もいっぱい。
この舞台がいかに注目されているかを物語っているようでした。

開演直後(たぶん2~3分しか経ってなかったと思うけど)、片目のハードコンタクトが外れてしまうというビックリな出来事が。
でも幸いに、ひざの上にかけていたストールの上に落ちていてすぐ見つけられたので、すぐに装着できました。

(以下、ネタバレありかと・・・でもストーリーは書かず、私の感想だけにしようと思ってます)
----ここからはあくまで私の解釈です----

舞台のタイトルにもなっている「カリギュラ」という人。
とてつもなく矛盾を抱えている人です。
それはそれは、悲しく泣けてきてしまうほど大きく重い”矛盾”です。

カリギュラはとても頭が良く論理的な哲学的な皇帝でした。
そして自然をこよなく愛していた人なんじゃないかと思います。

でも、愛していた人を突然に亡くしてしまったことから全てが始まります。

人間の命には限りがあり、不変だと思っていた愛情も唐突に亡くなってしまうという事実を突きつけられたカリギュラ。

「永久に続くものなんてない」

そう思ってしまった。

自分の地位と名誉と権力を使って、この世界を変えたい。
きっとカリギュラは、幸せがずっと続く、人が死なない、そんな世界を夢見たんだと思います。
そうするにはどうしたらいいのか。
不可能を可能に変えるには・・・・・

今までずっと不変だと思っていたもの、例えば親子、恋人、夫婦、友人、信頼関係にある家臣・・・
全ての関係の絆を試しているかのように、自ら壊していってしまうのです。
そのたびに、きっと自分が傷ついているんだと思うんですけどね。

理想を達成できないのは、自分の論理を突き通さないからだと半ば意地になって非道なことを繰り返すカリギュラを観て胸が痛みました。

カリギュラを愛する人たちは、最後まで愛情を与えようと必死になったんだけど・・・
結局、カリギュラは自分の論理を貫くために拒絶してしまう。
愛する人を殺してしまい、大事な友人を手放してしまうのです。

その結果もたらされたものは・・・

最後カリギュラは家臣たちの謀反によって死んでしまうのですが、最後に『歴史に入るんだ!』と自分に言います。
不可能なものを追って、永久に続くものを手に入れようと必死になってきたのに、気付いたら周りには誰もいない。
たどり着くのはいつも、苦悩している自分自身。
幾度も幾度も剣で突かれ、息も絶え絶えながらに発する最後のセリフ、
『カリギュラはまだ生きている!!!!』。
・・・残された人々にとって”永久的に変わらない”自分の姿を感じてもらいたかったのかもしれないなと思いました。

カリギュラを、いつのときも見守って不変の愛を訴えたセゾニア(若村さん)、ずっと変わらない自然の美しさをカリギュラと共に愛した詩人・シピオン(勝地くん)、自分(カリギュラ)の思考を唯一理解してくれた作家・ケレア(長谷川さん)。
どれも大事な人なのに、自分から突き放したり殺してしまったり、自分を殺させたり。
でもそれも、自分が手に入れたい”永久に続くもの”を手に入れるための手段だと・・・
もう、なんて悲しい物語なの(T-T)

でも、どのシーンも見ごたえのあるシーンで、照明・音楽も最高によかったです。
関係者の皆様、素敵なステージをどうもありがとうございました。
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【2007/11/24 11:43 】 | 舞台 | コメント(9) | トラックバック(0) | page top↑
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コメント

かずみさん、こんにちは。
『カリギュラ』すごい舞台でしたね。

愛する人の"死"をきっかけに、人間が生きていく中でなんとか折り合いをつけて押し殺している感情に折り合いをつけられなくなっていった…。
それだけ、純粋で繊細すぎる人だったのかもしれません。

そんな彼でもセゾニア、シピオン、エリコン、ケレア(ケレアはレジスタンスだけど)と愛したり理解してくれる人が周りにはいて。
それなのに、不条理を推し進め、結局最後は一人で死に行く事になったカリギュラ。

傍若無人な振るまいで自分の理論を推し進める中で、セゾニアの前や最後に弱い自分をさらけ出すカリギュラは、とても痛々しく悲しい人でした。

観劇以来、ずっしりと心に重いものを抱えている気分です。
本来は自然を愛するとても純粋な人だったんでしょうね、カリギュラは。
台詞の量が膨大で、台詞を追いかけるだけでいっぱいいっぱいになってしまっていた気がするので、何とかもう一度観たいと思っています。
(早朝から当日券並ぶか不本意ながらまたもやオクに手を出すかしか方法はありませんが)

それにしても、今の小栗くんに『カリギュラ』を持ってきた蜷川さん。
忙しすぎるスケジュールの中で一つ一つの役柄にきちんと向き合う時間が取れない事や、自分の想いとは違う所で虚像化されている自分に苛立ちもがき色々な感情を抱えている小栗くんの今の状況、今のこの時期にこういう状況になる事を予めわかっていたかのような蜷川さんに、凄さを感じずにはいられません(笑)

長くなっちゃってスミマセン(汗)
【2007/11/28 10:07】| URL | riko #RbFgzbAw[ 編集] |
私も観たかった!
かずみさん、こんばんは!
「カリギュラ」行かれたんですね!悲しい結末の様ですが、素敵な舞台だったでしょうね!
私は「お気に」を観てから、舞台と言う物にすごく感動しました。ナリが出ているかに関わらず、色々観に行きたいと思いました。
この間、2週に渡って「情熱大陸」で旬くんが出ていましたよね。2週目しか観れなかったんですが、とっても感動してしまいました。初回の「お気に」の頃の「情熱大陸」に出ていたナリを観て感動した時と同じ思いでした。
役者さんて凄いな~って、益々舞台に行きたいと思いました。私はまだ「お気に」のDVDも買えてないんですが、「カリギュラ」も観たくなりました。
舞台って、心の中にひしひしと伝わって来るものがあるんですよね。世界に入り込んでしまう感があって、こっちまで手に汗握る感じがして、感動してしまいます。来年はもっと観に行けたらイイな~って思っています。
【2007/11/29 23:23】| URL | キキ #-[ 編集] |
観た舞台です
かずみさん こんばんは

初めまして書き込みさせて頂きます。
のんのと言います。

「カリギュラ」
すごく考えさせられる舞台だったんですね。
ブログを読んでいて、引き込まれました。

今回は舞台を観に行く事は出来そうに無いので、DVDが発売されるならぜひゲットしたいです。
【2007/12/01 01:31】| URL | のんの #-[ 編集] |

かずみさん すいません

前の書き込みで、タイトルに誤字があります・・・

「ぜひ観たい舞台です」って書きたかったんですけど。。。
【2007/12/01 01:34】| URL | のんの #-[ 編集] |
カリギュラ…。
やっぱり観たい舞台です。
ホントに近かったら立ち見でも観たいぐらい!!!
かずみさんの日記を読んでいたら辛いお話だとは聞いていたけど、何だか苦しく切なく泣きそうになりました。
舞台は見に行けないので、DVDが出たら欲しい作品です。
旬クンの為に温めていたカリギュラという作品。
蜷川さんもスゴイけど、それに応え演じる旬クンもスゴイ役者さんだなぁっと感じます。
カリギュラ…見れない分、お話聞けて良かったです(^_-)

コンタクトもギリギリに無事見つかって良かったですね☆
【2007/12/01 03:03】| URL | しずか #rK/aNeBk[ 編集] |
こんばんは♪
かずみさん、こんばんはv-290
カリギュラレポじっくり読ませてもらいました。
ありがとう~!!
今の旬くんだからこそ、演じる意味のある役v-364みたいだね。
本当に自分を追い詰めて追い詰めてその追い詰めた先に到達するのはどんな自分なんだろう?
WOWOWで来年早々放送してくれるみたいなので、とても楽しみにしています。
きっと1回では理解できそうもないかなぁ~、私には・・(^^ゞ
【2007/12/01 23:27】| URL | あすりん #lNWTgQsI[ 編集] |
みなさん、コメントありがとうごさいます(≧∇≦)
rikoさん>
小栗くん、ほんと熱演でしたね。
小栗くん、いやカリギュラから発せられる言葉は、威圧的で絶望的で・・・でも所々本来の姿である優しいカリギュラから出てくる言葉もあって。
だからセゾニアもシピオンも彼を理解しようと懸命になるんですよね。
稽古前はカリギュラを理解できないと言っていた小栗くん、公演終了後にはどんな気持ちなのか聞いてみたいものです。

キキさん>
私もそんなに舞台を観ているわけではないけれど、あのダイレクトに伝わってくる感じは舞台以外ないですもんね。
演じられている役の温度、みたいなものを肌で感じることができます。
蜷川さんの舞台は、最初のシーンから引き込まれます。
舞台設備や照明が素晴らしいです。全面ガラス張りだったり、古代の話なのに現代的なものを象徴に使っていたり。
現代劇かのような錯覚に陥ります。
『お気に』をきっかけに、なんてナリくんが聞いたら絶対喜んでくれるはず♪

のんのさん>
初めまして!コメント、本当にありがとうございました。
これからもヨロシク、ご贔屓くださいませ♪

『カリギュラ』、凄かったです。
蜷川さんの描く人物像って、登場する人全てにしっかりとした人格と存在感があって・・・
カリギュラ以外の人物に感情移入してみることにも楽しみがあるのかも知れません。
1月にWOWOWで放送されるようなので、是非、観てみてください!!

しずかさん>
もう、ほんと、コンタクトにはびっくりしました(・ω・;A)
ハードコンタクトなので、とりあえず舐めて(笑)装着しましたが、こんなこと初めてだったので軽くパニくりました(^д^;)
小栗くん、本当に大量なセリフがあります。
でもどれも、台詞と言うよりはカリギュラの心の叫びに思えましたし、小栗くんが、というよりカリギュラが、という感じでした。
若村さん、勝地くん、長谷川さんの存在がまた悲しくて・・・
是非WOWOWで観てください!!!!

あすりんさん>
これだけチケットが取れないとなると、ほんと、いろんなところから注目されている舞台なんですね~。
劇場では、G2さんと溝端くんを見かけましたが、同業の方からも注目されている舞台だけあって本当に凄かったです。
みんなに幸せになって欲しいのに上手くいかない・・・そんなジレンマにさいなまれているようにも感じるカリギュラ。
私も、WOWOWでもう一度観たいと思います。
【2007/12/02 22:53】| URL | かずみ #5UpJtZjA[ 編集] |

カリギュラ、切ないですよね・・・。
『壊す』ことで『永遠』を手に入れようとするカリギュラ。矛盾だらけのカリギュラ・・・。
私も見ていて引き込まれるばかりでなく、涙が出てきました。
なんて人なんだろう・・・
セゾニアが、そんなカリギュラを愛してやまないわけがわかるような気がしました。
・・・なんかほうっとけない人。

演じる上で理解できず、蜷川さんに相談にいった小栗は、たくさんの資料を渡されたといいます。

・・・正直、一回じゃ全部理解できない。
もう一回みたい・・・

翻訳本はすでに廃盤。
読めない・・・となると、DVDですね。
買う価値のあるものだと・・・私は思いました。
【2007/12/03 01:28】| URL | 更紗 #UaldkJJ.[ 編集] |

ホントすごい舞台だったね。
わたしは正直、もう一度観る勇気はないです・・・
なんせカリギュラの悪態といったら・・・すごかったからね。
観客のオバちゃんたちもうるさかったけど(爆)
私は今回で観る側の気力を使い果たしてしまいました(笑)
それほどカリギュラという舞台はパワーがあって、さらに記憶に残る舞台なんだろうなと思っています。
【2007/12/03 01:50】| URL | かずみ #5UpJtZjA[ 編集] |
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